妊孕性温存療法(読み)ニンヨウセイオンゾンリョウホウ

デジタル大辞泉 「妊孕性温存療法」の意味・読み・例文・類語

にんようせい‐おんぞんりょうほう〔‐ヲンゾンレウハフ〕【妊×孕性温存療法】

がんなどの疾病治療によって、妊孕性喪失低下が予想される場合に、不妊治療技術を応用して、治療前の妊娠出産の機能を温存する療法副作用を伴う放射線療法化学療法ホルモン療法を行う前に、精子卵子受精卵卵巣組織を採取・凍結したり、治療後に卵巣組織を体内に戻したりすることなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android