嬖臣(読み)ヘイシン

デジタル大辞泉 「嬖臣」の意味・読み・例文・類語

へい‐しん【×嬖臣】

お気に入りの家来寵臣ちょうしん

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精選版 日本国語大辞典 「嬖臣」の意味・読み・例文・類語

へい‐しん【嬖臣】

  1. 〘 名詞 〙 気に入りの臣下主君に寵愛されている家来。寵臣
    1. [初出の実例]「後、嗣君寵昵嬖臣」(出典:孜孜斎詩話(1800頃)上)
    2. 「嬖臣たる一貴族の重罪」(出典:法窓夜話(1916)〈穂積陳重〉三)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝注‐僖公二四年〕

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普及版 字通 「嬖臣」の読み・字形・画数・意味

【嬖臣】へいしん

お気に入り。〔塩鉄論、論儒〕孔子、衞に(ゆ)く。嬖臣彌子瑕(びしか)に因りて、以て衞夫人(南子)に見(まみ)えんとす。子路(よろこ)ばず。

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