子どもの失神(読み)こどものしっしん

家庭医学館 「子どもの失神」の解説

こどものしっしん【子どもの失神】

 なんらかの原因で脳に血液が流れにくくなり、脳が低酸素または無酸素状態になって一時的に意識を失うのが失神です。疲労、空腹、入浴、注射などによる痛みなどの刺激、恐ろしい経験、血を見るなどがきっかけとなり、脳へ流れる血液の量が少なくなっておこります。
 めまい、吐(は)き気(け)、脱力(手足から力が抜ける)とともに手足が冷たくなり、顔色が青くなって、意識が消失して倒れます(いわゆる脳貧血(のうひんけつ))。
 ときに、けいれんや尿失禁(にょうしっきん)(おもらし)がみられることもあります。
 不整脈(ふせいみゃく)をおこすような心臓病(アダムス・ストークス症候群(しょうこうぐん)など)でも、同様なことがおこります。
 てんかんの発作でも意識を失って倒れることがあるので、失神をてんかんとまちがえたり、心臓病に気づかなかったりすることがあります。
 最初に失神がおこったときは、小児科医の診察を受け、原因をはっきりさせておくことがたいせつです。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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