安政南海地震

デジタル大辞泉プラス 「安政南海地震」の解説

安政南海地震

1854年12月24日、安政東海地震の32時間後に発生した大規模な地震とそれによる災害被災地畿内東海東山北陸南海山陰山陽道と広範囲におよび、安政東海地震と合わせて数千人の死者が出たとされる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の安政南海地震の言及

【安政地震】より

…この地震をふくめさまざまな調査研究の結果,駿河湾を中心とした東海沖に近いうちに巨大地震が発生する可能性が強いというので,各種の対策が講じられている。 この後,12月24日午後4時ころに南海道沖の海域(北緯33゜,東経135゜)にマグニチュード8.4の安政南海地震(安政地震II)が発生した。家屋倒壊地域は中部,近畿,四国,九州におよび,出雲でも被害があった。…

※「安政南海地震」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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