宗像・沖ノ島と関連遺産群

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宗像・沖ノ島と関連遺産群

「神宿る島」宗像沖ノ島と関連遺産群 宗像大社の「沖津宮おきつみや」(沖ノ島)と三つの岩礁、九州本土にある同大社「辺津宮へつみや」や「新原しんばる奴山ぬやま古墳群」など、福岡県宗像、福津両市の8資産からなる。沖ノ島では4~9世紀、大陸との交流成就を祈る国家的祭祀さいしが行われた。金銅製龍頭りゅうとうなど約8万点の出土品国宝女人禁制で男性も一般の上陸は原則禁止。「一木一草一石たりとも持ち出してはならぬ」といったおきてがある。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関は、沖ノ島と岩礁のみを登録するよう勧告。だがユネスコは2017年の最終審査で一括登録を決定。国内21件目の世界遺産となった。

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