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定期昇給制度 テイキショウキュウセイド

デジタル大辞泉の解説

ていきしょうきゅう‐せいど〔テイキシヨウキフ‐〕【定期昇給制度】

毎年一定の時期に賃金が昇給する制度。第二次大戦前から導入され、年功賃金制度の柱をなしている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

人事労務用語辞典の解説

定期昇給制度

年齢や勤続年数といった年功の経過にともなって、毎年、自動的に基本給を上げていく仕組み。賃金水準そのものを底上げするベース・アップ(ベア)とともに日本企業の賃金制度の根幹をなしていましたが、最近では廃止したり、見直したりする企業が増えています。
(2004/10/15掲載)

出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報

大辞林 第三版の解説

ていきしょうきゅうせいど【定期昇給制度】

定年に達するまで、毎年一定の時期に賃金が昇給する制度。昭和初期から行われ、年功賃金制度の骨格をなす。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の定期昇給制度の言及

【経営家族主義】より

…(2)年功賃金も大きな特色で,労働者の属性にリンクして賃金を決める属人給が一般的で,それも年齢・勤続等による格差が大きく,仕事の量や質への配慮が相対的に少なかった(年功的労使関係)。これを最もよく表すのが定期昇給制度で,技能も職務も変わらないのに年々賃金が上がることなど,外国ではなかなか理解されがたい。賃金が生活保障的であることを表すもので,生計費は年を追い家族人員がふえるにつれ上がらざるをえないから,賃金水準の低かった時代には,賃金がこのような形をとらざるをえなかったのである。…

【昇給制度】より

…昇進や給与引上げ(俗にベースアップという)に伴って給与を増やす制度を指すこともあるが,専門用語ではこれと区別し,厳格に〈基本給部分について一定の基準で個人ごとに給与差がつくように加算する制度〉をいう。ここにいう一定の基準とは,過去のある期間(過去1ヵ年とする場合が多い)の出勤率や,技能・熟練度・必要知識・能力発揮度などを査定するために企業ごとに異なった考え方で作られる昇給率の設定法を指す。昇給制度があるために職種は変わらないのに毎年のように給与が増えるのは日本的特性であるが,昇給のうち勤務成績などに関係なく給与が増える部分を自動昇給(または最低保障としての生活昇給)と呼び,これに加算される分を査定昇給という。…

【年功的労使関係】より

… また,日本の企業の報酬制度の基礎である基本給は,原則として初任給と定期昇給によって決められている。初任給は採用時の基本給であり,定期昇給制度は毎年一定の時期(多くは4月1日)に全従業員の基本給を上方に改訂する制度で,この場合,個々の従業員について職務,過去1年間の勤怠,業績,能力の伸長度などを評価し,昇給額または昇給率に差を設けている。もし従業員が,原則として学校卒業時に定期採用されるとすれば,基本給は初任給から始まり,その後,年齢,勤続年数,経験年数とともに定期昇給,年功的昇進によって,個人により差はあるが,上昇することになる。…

※「定期昇給制度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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