客心(読み)キャクシン

デジタル大辞泉 「客心」の意味・読み・例文・類語

きゃく‐しん【客心】

かくしん(客心)

かく‐しん【客心】

旅情客思。きゃくしん。

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精選版 日本国語大辞典 「客心」の意味・読み・例文・類語

かく‐しん【客心】

  1. 〘 名詞 〙 旅先での心細い気持。きゃくしん。
    1. [初出の実例]「白鴎狎人随去舳、青草連湖、傍客心」(出典文華秀麗集(818)上・春日別原掾赴任〈巨勢識人〉)
    2. 「坐覚迷塗遠、龕灯照客心」(出典:柳湾漁唱‐一集(1821)晩上大隆寺)

きゃく‐しん【客心】

  1. 〘 名詞 〙かくしん(客心)
    1. [初出の実例]「我が家なれど久々にて、来れば何処やら客心(キャクシン)にて」(出典:人情本・花筐(1841)二)

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普及版 字通 「客心」の読み・字形・画数・意味

【客心】きやくしん

旅人こころ。斉・謝〔暫く下都に使して、夜新林を発す~〕詩 大江日夜れ 客心、悲しみ未だ央(つ)きず 徒(た)だ念ふ、關山のきを (つひ)に反路の長きを知る

字通「客」の項目を見る

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