室戸ジオパーク(読み)むろとじおぱーく

事典 日本の地域遺産 「室戸ジオパーク」の解説

室戸ジオパーク

(高知県室戸市)
日本ジオパーク指定の地域遺産。
室戸ジオパークは、高知県東部の室戸半島に位置し、面積248.30k【m2】の室戸市全域が範囲。プレートテクトニクス理論を陸上で初めて実証した四万十帯付加体地質、洪積世の氷河性海水準変動と地震隆起によって形成された海成段丘完新世の巨大地震によって離水した海岸地形などの地質遺産がある。2011(平成23)年世界ジオパークに認定されている

室戸ジオパーク

(高知県室戸市)
世界ジオパーク」指定の地域遺産(2011(平成23)年)。
室戸ジオパークは、高知県東部の室戸半島に位置し、面積248.30k【m2】の室戸市全域が範囲。プレートテクトニクス理論を陸上で初めて実証した四万十帯付加体地質、洪積世の氷河性海水準変動と地震隆起によって形成された海成段丘、完新世の巨大地震によって離水した海岸地形などの地質遺産がある

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

デジタル大辞泉プラス 「室戸ジオパーク」の解説

室戸ジオパーク

室戸半島に位置する高知県室戸市全域をエリアとするジオパーク。拠点施設は室戸世界ジオパークセンター。羽根吉良川・室戸・佐喜浜・室戸岬の5つのエリアからなり、白亜紀から続く地形や地層亜熱帯植物群落などが観察できる。黒見海岸、室津港、御厨人窟(みくろど)と神明窟(しんめいくつ)、枦山(はぜやま)―西山台地の海成段丘、段ノ谷山周辺の天然杉の巨木などの見どころがある。2008年12月に日本ジオパーク、2011年9月にはユネスコ世界ジオパークに初認定。

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