宮川一笑(読み)みやがわ・いっしょう

朝日日本歴史人物事典「宮川一笑」の解説

宮川一笑

没年:安永8.12.14(1780.1.20)
生年元禄2(1689)
江戸中期の江戸の浮世絵師。俗称喜平治。宮川長亀と並ぶ宮川長春門の高弟肉筆浮世絵を専ら描いた。長春様式を継承しつつも,狐顔のを含む個性的な美人風俗図は師とは別種を持つ。寛延3(1750)年宮川一門と狩野春賀とが争った春賀邸斬り込み事件で伊豆新島に流罪となり,その地で没した。

(浅野秀剛)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus「宮川一笑」の解説

宮川一笑 みやがわ-いっしょう

1689-1780* 江戸時代中期の浮世絵師。
元禄(げんろく)2年生まれ。宮川長春の高弟で,肉筆の美人画にすぐれていた。宮川一門と狩野春賀との紛争事件に連座し,宝暦2年(1752)伊豆(いず)新島に流罪。配流地では藤原また県(あがた)を称し,安道と名のった。安永8年12月14日その地で死去。91歳。通称は喜平治。別号に湖辺斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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