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宮本包則 みやもと かねのり

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

宮本包則 みやもと-かねのり

1830-1926 幕末-大正時代の刀工。
文政13年8月25日生まれ。備前(岡山県)の横山祐包(すけかね)の門人。慶応2年(1866)孝明天皇の剣を作刀,能登守(のとのかみ)を受領する。伊勢神宮式年祭の宝刀や明治天皇以下3代の守り刀をつくった。明治39年帝室技芸員。大正15年10月24日死去。97歳。伯耆(ほうき)(鳥取県)出身。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

宮本包則

没年:昭和1.10.24(1926)
生年:天保1(1830)
江戸末期・明治大正期の刀工。伯耆国(鳥取県)倉吉の生まれで,備前(岡山県)長船の刀工横山祐包の門に入った。姓は宮本とも菅原ともいい,能登守を名乗っている。元治1(1864)年銘の刀には「於皇都」と記しており,一時京都に住み,その後東京に移ったとみられる。明治9(1876)年の廃刀令により,刀鍛冶は事実上その職を失ったが,包則は作刀を続け,22年には伊勢神宮の遷宮の神宝太刀を作り,39年には大阪の月山貞一と共に帝室技芸員に任命された。作風は幕末期には長寸の豪壮な刀を作ったが,明治以降は65cmほどの軍刀用の長さが多く,小板目のつんだ鍛えに,直刃の刃文を得意とする。

(原田一敏)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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