宿連寺村(読み)しゆくれんじむら

日本歴史地名大系 「宿連寺村」の解説

宿連寺村
しゆくれんじむら

[現在地名]柏市宿連寺・松葉町まつばちよう一丁目など

布施ふせ村の西、地金じがね落左岸の台地にあり、近世相馬そうま郡に属した。南西葛飾かつしかまつさき村、北西は同郡花野井はなのい村、南は相馬郡根戸ねど村。村の中心を布施村(現流山市)とを結ぶ街道が通る。天正二〇年(一五九二)三月佐藤作右衛門ほか三名により検地が行われた(「検地帳写」宿連寺区有文書)。寛永二年(一六二五)知行宛行状相馬郡のうちとして村名がみえ、当村の一一四石余などが旗本大沢正次に与えられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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