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寂仙 じゃくせん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

寂仙 じゃくせん

?-758 奈良時代の修験者。
伊予(いよ)(愛媛県)石鎚(いしづち)山で浄行者として修行し,寂仙菩薩とよばれる。転生(てんしょう)を予言して天平宝字(てんぴょうほうじ)2年に没し,のち神野(かみの)親王(嵯峨(さが)天皇)として生まれかわったという。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

寂仙

没年:天平宝字2(758)
生年:生年不詳
奈良中期の修験僧。四国一の高峰である伊予国(愛媛県)の石鎚山に籠もって,心身を清め,修行に励み,人々から「菩薩」と敬われた。天平宝字2(758)年の臨終の際,28年後に,国王の子として生まれ変わり,「神野」と名づけられるだろうと遺言した。28年後の延暦5(786)年,桓武天皇の第2皇子,「神野の親王」と称した嵯峨天皇がその生まれ変わりと信じられた。のちに,石鎚山で出家前に修行した空海は嵯峨天皇から東寺を与えられ,また高野山の地を譲られて,金剛峰寺を創建したという奇しき因縁がある。<参考文献>『日本霊異記

(川村邦光)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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