デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寂本」の解説 寂本 じゃくほん 1631-1701 江戸時代前期の僧。寛永8年生まれ。真言宗。高野山の快運にまなぶ。万治(まんじ)2年越前(えちぜん)(福井県)丸岡の中台寺の住職,寛文12年高野山宝光院の住職となる。内外の典籍に通じ,詩文,書画,彫刻にもすぐれた。元禄(げんろく)14年10月15日死去。71歳。山城(京都府)出身。俗姓は長谷川。字(あざな)は雲岫,運周。号は雲石堂(うんしゃくどう)。著作に「神社考邪排仏教論」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例