デジタル大辞泉
「富雄丸山古墳」の意味・読み・例文・類語
とみおまるやま‐こふん〔とみをまるやま‐〕【富雄丸山古墳】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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富雄丸山古墳
とみおまるやまこふん
[現在地名]奈良市大和田町
大和田集落の北西、矢田丘陵より富雄川右岸に向かって派生する尾根の最高所にある。尾根の頂上部の自然地形を利用して築かれ、直径八六メートル、高さ約一〇メートルの円墳で、墳丘には葺石や埴輪片が遺存する。
この古墳から出土したと伝える鍬形石・盒子・管玉・石製模造品・有鉤銅釧などが京都国立博物館にあり、また天理参考館にも三面の鏡が所蔵され、きわめて重要な出土品のあった古墳として注目されていた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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