デジタル大辞泉 「寒四郎」の意味・読み・例文・類語 かん‐しろう〔‐シラウ〕【寒四郎】 寒の入りから4日目。麦の厄日とされており、晴れればその年は豊作といわれた。《季 冬》→彼岸太郎ひがんたろう八専次郎はっせんじろう土用三郎どようさぶろう寒四郎 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「寒四郎」の意味・読み・例文・類語 かん‐しろう‥シラウ【寒四郎】 〘 名詞 〙 寒の入りから四日目にあたる日。麦の厄日とされており、この日の天候は、天一天上の第一日、八専の第二日、四季の土用の第三日と並んで、その後の晴雨または一年の作柄に重大な影響があるという俗信があった。《 季語・冬 》[初出の実例]「降る迄も面白い名の寒四郎」(出典:俳諧・武玉川(1750‐76)一五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例