中国の伝説的な詩僧,寒山と拾得を描いた図。禅僧たちによって盛んに描かれた。通常,箒や筆・硯・巻物をもつ弊衣蓬髪(へいいほうはつ)の人物2人の談笑するさまが描かれる。中国の宋代に始まり,日本では鎌倉時代末頃から描かれたらしい。禅余(ぜんよ)画系の素朴な表情の図像のほかに,顔輝(がんき)系の奇怪な笑みをうかべる図像も伝わり,多くの遺品がある。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
一月五日ごろから二月二、三日ごろの、小寒、大寒合わせた約三〇日間。寒中(かんちゅう)。《 季語・冬 》[初出の実例]「寒(カン)の中 薬喰 声つかふ 酒作 紅粉(べに) 門垢離(かどごり)」(出典:俳...