寝覚めが悪い(読み)ネザメガワルイ

デジタル大辞泉 「寝覚めが悪い」の意味・読み・例文・類語

寝覚ねざめがわる・い

眠りから覚めたときの気分がよくない。転じて、過去行為を思い出し、良心に責めさいなまれる。「むごい仕打ちをした後は―・い」
[補説]文化庁が発表した平成27年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「寝覚めが悪い」を使う人が37.1パーセント、本来の言い方ではない「目覚めが悪い」を使う人が57.9パーセントという逆転した結果が出ている。

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精選版 日本国語大辞典 「寝覚めが悪い」の意味・読み・例文・類語

ねざめ【寝覚】 が 悪(わる)

  1. 眠りからさめた時の気分がよくない。転じて、ある事が気になって心が安まらない。また、自分の行為、特に過去の行為が反省されて良心がいたむ。
    1. [初出の実例]「何ぼ間抜けな山三でも、彼奴があっては寝覚(ネザ)めが悪(ワル)い」(出典:歌舞伎・浮世柄比翼稲妻(鞘当)(1823)三幕)

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