寧日(読み)ネイジツ

デジタル大辞泉 「寧日」の意味・読み・例文・類語

ねい‐じつ【寧日】

穏やかで無事な日。安らかな日。
「爾後病状―少く」〈子規・墨汁一滴〉
[類語]佳日吉日好日

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精選版 日本国語大辞典 「寧日」の意味・読み・例文・類語

ねい‐じつ【寧日】

  1. 〘 名詞 〙 やすらかな日。平穏無事な日。
    1. [初出の実例]「南戦北争、羽檄旁午、何曾得寧日」(出典日本詩史(1771)二)
    2. 「我等が儕輩は将来寧日(ネイジツ)なかるべし」(出典:狐の裁判(1884)〈井上勤訳〉四)
    3. [その他の文献]〔梁武帝‐与蕭宝夤書〕

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普及版 字通 「寧日」の読み・字形・画数・意味

【寧日】ねいじつ

おだやかな時。〔魏書伝〕邊犯すること、(ますます)甚だし。或いは小小戍を攻め、或いは一村一里を掠む(も)し小(すこ)しく相ひ酬答せば、(つひ)に日無(なか)らん。

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