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審詳 しんじょう

世界大百科事典 第2版の解説

しんじょう【審詳】

奈良時代の華厳宗学僧生没年不詳。審祥とも書く。《一乗開心論》などの華厳宗の古伝記は〈青丘留学生〉とし,新羅国に留学して華厳教学を学び,帰国後は平城右京の大安寺に止住していた。良弁(ろうべん)の華厳興隆の請により,740年(天平12)10月より3年間,金鐘寺において《華厳経》60巻(旧訳)を講じ,慈訓,鏡忍,厳智など多くの学僧を指導し,後の東大寺盧舎那大仏造立の教理的研究を果たした功は大きい。良弁にかわって日本華厳宗の初祖とする説もあるが,その俗姓は明らかでない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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