新羅(しらぎ)(朝鮮)の僧。諡(おくりな)は円教国師。「海東華厳(かいとうけごん)初祖」と尊称される。俗姓は金氏。20歳で出家し、650年、元暁(がんぎょう)とともに入唐(にっとう)を志したが果たさず、661年に至って入唐し、智儼(ちごん)(602―668)に従って華厳教学を学び、智儼没後の671年に帰国した。676年に太伯山(たいはくざん)に入り、朝廷の命を受けて浮石寺(ふせきじ)を建て、これを中心として盛んに華厳思想を広め、朝鮮仏教の発展の基礎を築いた。著書に『一乗法界図(いちじょうほっかいず)』1巻などがあり、門下に悟真(ごしん)、智通(ちつう)、表訓(ひょうくん)らがいる。
[木村清孝 2017年1月19日]
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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