寺西閑心(読み)テラニシカンシン

精選版 日本国語大辞典 「寺西閑心」の意味・読み・例文・類語

てらにし‐かんしん【寺西閑心】

  1. 江戸初期の侠客。江戸で剣術を教えていたが禅門にはいる。のち還俗して侠客となる。赤坂氷川で六法組の侠客一三人を斬って下野へ逃れた。生没年未詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺西閑心」の解説

寺西閑心 てらにし-かんしん

?-? 江戸時代前期の武士,剣術家。
下総(しもうさ)古河(こが)藩(茨城県)藩主土井利隆(としたか)につかえたが,利隆隠居にからむ内紛のため万治(まんじ)3年(1660)江戸にでて剣術をおしえる。侠客(きょうかく)となり深見十左衛門らとまじわる。六法(むほう)組13人を赤坂で斬り,下野(しもつけ)(栃木県)ににげたといわれる。通称弥助

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む