尊珍法親王(読み)そんちんほうしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尊珍法親王」の解説

尊珍法親王 そんちんほうしんのう

1306-? 鎌倉-南北朝時代,亀山天皇皇子
徳治元年生まれ。母は藤原資子(すけこ)。後醍醐(ごだいご)天皇養子となる。元亨(げんこう)4年出家し,聖護(しょうご)院にはいる。園城寺(おんじょうじ)長吏となったが,元徳2年越前(えちぜん)(福井県)に流され,のち配所で死去

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「尊珍法親王」の解説

尊珍法親王

没年:没年不詳(没年不詳)
生年:徳治1(1306)
亀山天皇の皇子で母は藤原経子と考えられる。亀山上皇没後に誕生し,やがて後醍醐天皇猶子になったらしい。聖護院に入り,園城寺長吏,准三宮にのぼったが,元徳2(1330)年越前に流され,配地で没した。<参考文献>森茂暁『皇子たちの南北朝

(森茂暁)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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