コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

小児湿疹 しょうにしっしん eczema infantum; infantile eczema

2件 の用語解説(小児湿疹の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

小児湿疹
しょうにしっしん
eczema infantum; infantile eczema

2~10歳頃に発症する湿疹性病変。臨床的に2型に大別され,ともにアトピー性皮膚炎とみなされている。 (1) 第1型 首のまわり,膝や肘の裏側などに好発する亜急性,慢性の湿疹型病変。対側性に生じ,激しいかゆみを伴う。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

小児湿疹
しょうにしっしん

小児にみられる湿疹性疾患をいう。日常外来の小児の皮膚疾患のうち、湿疹の占める割合は約50%である。成人にみられる湿疹性疾患はすべて小児にもおこる。小児湿疹としてもっとも多いのはアトピー性皮膚炎で、約40%を占める。次に多いのは一次性刺激性皮膚炎を含めた接触皮膚炎で約8%であるが、これには小児特有の病型がある。おむつ皮膚炎は、ぬれたおむつに密着した臀部(でんぶ)、陰部、下腹部、上大腿(だいたい)部に尿あるいは便の成分の刺激による紅斑(こうはん)が現れ、ついでぶつぶつ(丘疹(きゅうしん))と小さい水ぶくれ(小水疱(すいほう))が生じ、ただれもする。治癒に向かうと皮がむくれて(鱗屑(りんせつ))かさかさになる。口の周りには唾液(だえき)あるいは食物の一次性刺激によっておこる口囲赤色湿疹がある。運動靴皮膚炎(ズック靴皮膚炎)では、足底の末梢(まっしょう)3分の1のところが軽度に発赤し、乾燥してかさかさとなり、皮膚が割れて亀裂(きれつ)を形成する。靴の中に入り込んだ砂による刺激のためといわれるがアトピー体質のある小児に生じやすい。[伊崎正勝・伊崎誠一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

小児湿疹の関連キーワード原発脊髄性筋萎縮症アトピー性湿疹若年性悪性貧血パローの法則進行性病変退行性病変変性病変臨床的死臨床的診断

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone