小原巴山(読み)おはら はざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小原巴山」の解説

小原巴山 おはら-はざん

1693-1777 江戸時代中期の儒者,画家
元禄(げんろく)6年生まれ。小原慶山の子。儒学向井元成にまなび,子弟におしえるかたわら長崎奉行所につとめる。また画を父にまなび水墨の竜を得意とした。安永6年9月9日死去。85歳。肥前長崎出身。名は克紹。字(あざな)は子緒。通称は勘八。別号に敬斎,敬修斎。編著に「長崎志続編」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android