デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小原蘭峡」の解説 小原蘭峡 おはら-らんきょう 1797-1854 江戸時代後期の本草家。寛政9年生まれ。小原桃洞の孫。紀伊(きい)和歌山藩士,藩医。本草学,医学を祖父に,国学を本居大平(もとおり-おおひら)に,儒学を山本楽所にまなぶ。桃洞に同行して熊野,河内(かわち)などの山で採薬。「桃洞遺筆」を編集した。嘉永(かえい)7年7月19日死去。58歳。名は良直。通称は八三郎。著作に「金剛山採薬記」「薬品通」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例