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小名木綱夫 おなぎ つなお

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

小名木綱夫 おなぎ-つなお

1911-1948 昭和時代の歌人。
明治44年8月11日生まれ。印刷工などをしてはたらきながら,昭和11年「短歌評論」に発表,プロレタリア短歌運動に参加。20年新日本歌人協会の創立にくわわり「人民短歌」の主要歌人として活動した。昭和23年3月19日死去。38歳。24年遺歌集「太鼓」が啄木(たくぼく)賞を受賞。東京出身。本名は黒田良吉。
【格言など】たましひはあした夕べに長息(なげき)たり獄舎(ひとや)に無辜(むこ)のおのれを信じ(「太鼓」)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

小名木綱夫
おなぎつなお
(1911―1948)

歌人。東京生まれ。本名黒田良吉。小学校卒業後印刷工となる。1936年(昭和11)『短歌評論』に参加し、自由律短歌を発表。1942年治安維持法違反容疑で検挙される。第二次世界大戦後は新日本歌人協会の創立に参加し、『人民短歌』に作品発表。「新歌人集団」にも参加し、歌壇的にも活動したが、37歳で病没。遺歌集『太鼓』(1950)は啄木(たくぼく)賞受賞。その作風は気迫のこもった厳しい韻律が生きている。評論にも優れたものがある。
 賃銭のどれいならざる誇もてはたらきしことをわれは謝すべし(絶詠)[水野昌雄]

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