小山松渓(読み)こやま しょうけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小山松渓」の解説

小山松渓 こやま-しょうけい

1863-1903 明治時代の日本画家。
文久3年生まれ。越後(えちご)(新潟県)高田藩士の子で,小山杉渓(さんけい)の養子となる。文人画服部波山に,漢詩小野湖山にまなぶ。また岸田吟香の紹介で清(しん)(中国)の杭州にわたり,戴用柏に師事,帰国後ひろく名を知られた。明治36年11月1日死去。41歳。本姓伊藤。名は堅。字(あざな)は子鑽。通称は三木造。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android