最新 地学事典 「小御岳火山」の解説
こみたけかざん
小御岳火山
Komitake volcano
現在の富士火山に山体をほとんど覆われている第四紀成層火山。基盤はおそらく主として中新世火山岩類。火口は現在の富士火山の北側斜面五合目付近(2,200~2,300 m),小御岳の東方にあったと推定される。比高2,000m以上に達した大型の成層火山で,含かんらん石複輝石安山岩の溶岩流と火砕物質の互層からなる。現在は南方の愛鷹火山と同程度に侵食作用を受け,富士火山に大部分覆われている。参考文献:津屋弘逵(1938) 震研報,16巻
執筆者:荒牧 重雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

