日本歴史地名大系 「小松陣屋町」の解説
小松陣屋町
こまつじんやまち
[現在地名]小松町新屋敷
小松陣屋を中心とする町。寛永一三年(一六三六)に一柳直頼がこの地を領し、同一五年に
「小松藩会所日記」の享保一七年(一七三二)の飢饉の項に「小松新米当秋皆無ニ付直段無御座候、以上、小松町大年寄波多野次郎左衛門(中略)新屋敷村庄や代善四郎」とあり、小松町には新屋敷村庄屋と別に大年寄が置かれていた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報