小柳平助(読み)こやなぎ へいすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小柳平助」の解説

小柳平助 こやなぎ-へいすけ

1830-1862 幕末力士
天保(てんぽう)元年生まれ。嘉永(かえい)7年大坂の湊部屋から江戸阿武松(おうのまつ)部屋にうつり,2段目付け出しとなる。安政5年鬼鹿毛から雲生岳に改名。万延元年小柳と改名し,入幕。傲慢さが弟弟子たちの反感かい,就寝中に不動山岩吉らに斬りつけられ,2日後の文久2年4月16日死去。33歳。肥後(熊本県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android