小梁川宗朝(読み)こやながわ むねとも

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小梁川宗朝」の解説

小梁川宗朝 こやながわ-むねとも

1469-1565 室町-戦国時代の武士
文明元年生まれ。陸奥(むつ)伊達家の家臣。京都に遊学。出家し鞍馬(くらま)山に隠棲(いんせい)するが,将軍足利義晴(よしはる)の話し相手としてまねかれる。帰郷後伊達稙宗(たねむね)につかえ,天文(てんぶん)11年(1542)実子晴宗との抗争で幽閉された稙宗をすくう。永禄(えいろく)8年6月稙宗の死に殉じた。97歳。法名は日双。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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