小田熊太郎(読み)おだ くまたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小田熊太郎」の解説

小田熊太郎 おだ-くまたろう

1843-1864 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)14年3月生まれ。生家武蔵(むさし)埼玉郡豪農桃井儀八師事。文久3年挙兵をはかって失敗し,江戸の長州藩邸に身をよせる。のち同志13人と水戸にいき,天狗(てんぐ)党の筑波山挙兵にくわわる。捕らえられ,元治元年10月9日処刑された。22歳。本姓福島。名は尚則。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android