小町桜(読み)こまちざくら

精選版 日本国語大辞典 「小町桜」の意味・読み・例文・類語

こまち‐ざくら【小町桜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 桜の花の美称
    1. [初出の実例]「色深き小町桜も老いぬれば、身は百歳(ももとせ)姥桜」(出典浄瑠璃・賀古教信七墓廻(1714頃)桜祭文)
  3. 植物すみぞめざくら(墨染桜)」の異名
    1. [初出の実例]「崩御を悲しむあまりにや、薄墨色に咲たるを、そなたの歌の徳によって、盛の色を増したれば、小町桜と言ひ伝ふ」(出典:常磐津・積恋雪関扉(関の戸)(1784))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「小町桜」の解説

こまちざくら【小町桜】

岐阜日本酒。やや甘口普通酒カップ酒もある。原料米はひだほまれ。仕込み水は北アルプス山系の伏流水蔵元の「渡辺酒造店」は明治3年(1870)創業所在地は飛騨市古川町壱之町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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