小町桜(読み)こまちざくら

精選版 日本国語大辞典 「小町桜」の意味・読み・例文・類語

こまち‐ざくら【小町桜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 桜の花の美称
    1. [初出の実例]「色深き小町桜も老いぬれば、身は百歳(ももとせ)姥桜」(出典浄瑠璃・賀古教信七墓廻(1714頃)桜祭文)
  3. 植物すみぞめざくら(墨染桜)」の異名
    1. [初出の実例]「崩御を悲しむあまりにや、薄墨色に咲たるを、そなたの歌の徳によって、盛の色を増したれば、小町桜と言ひ伝ふ」(出典:常磐津・積恋雪関扉(関の戸)(1784))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む