小西新右衛門(読み)コニシ シンエモン

20世紀日本人名事典 「小西新右衛門」の解説

小西 新右衛門(12代目)
コニシ シンエモン

昭和期の実業家,酒造家



生年
明治8年11月(1875年)

没年
昭和22(1947)年8月22日

出生地
兵庫県伊丹

本名
小西 業精

別名
茶号=道易軒,初名=小西 利右衛門

学歴〔年〕
東京帝大法学部〔明治36年〕卒

経歴
大蔵省に入ったが明治39年「白雪」酒造元12代新右衛門を襲名酒造業改良を加え、合成酒製造も手がけた。また日本相互貯蓄銀行頭取を務め、他事業にも関係した。茶人で道易軒と号した。著書に茶事作法書「凌雲抄」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小西新右衛門」の解説

小西新右衛門(12代) こにし-しんえもん

1875-1947 明治-昭和時代の実業家。
明治8年11月生まれ。39年兵庫県伊丹(いたみ)の酒醸造元小西家12代をつぎ,醸造のほか合成酒製造もはじめる。また日本相互貯蓄銀行(協和銀行前身)頭取などをつとめる。茶人としても知られ,作法書「凌雲(りょううん)帳」をあらわした。昭和22年8月22日死去。73歳。東京帝大卒。名は業精。号は道易軒。

小西新右衛門(10代) こにし-しんえもん

1824-1879 幕末-明治時代の酒造家。
文政7年生まれ。摂津伊丹(いたみ)(兵庫県)の酒醸造元小西家10代。領主近衛(このえ)家の庇護(ひご)のもと町の総年寄などをつとめ,維新後は商法司酒造取締などの公職についた。明治12年10月22日死去。56歳。名は業広(たかひろ)。

小西新右衛門(11代) こにし-しんえもん

1851-1906 明治時代の実業家。
嘉永(かえい)4年3月生まれ。兵庫県伊丹(いたみ)の酒醸造元小西家11代をつぐ。また日本貯金銀行頭取などもつとめ,関西財界で重きをなした。明治39年5月25日死去。56歳。名は業茂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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