デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野原琴水」の解説 小野原琴水 おのばら-きんすい 1810-1873 江戸後期-明治時代の儒者。文化7年11月3日生まれ。豊前(ぶぜん)小倉新田藩(福岡県)の井上家の養子となり,のち小野原姓を名のる。常陸(ひたち)水戸の会沢正志斎にまなぶ。藩校の教授をつとめ,晩年は郷校や私塾をひらいた。明治6年5月13日死去。64歳。豊前筑城(ついき)郡(福岡県)出身。本姓は田中。名は善言。字(あざな)は奉徳。別号に鬼丘。著作に「小野原善言詩稿」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例