小高根二郎(読み)オダカネ ジロウ

20世紀日本人名事典 「小高根二郎」の解説

小高根 二郎
オダカネ ジロウ

昭和期の詩人,伝記作家



生年
明治44(1911)年3月10日

没年
平成2(1990)年4月14日

出生地
東京

学歴〔年〕
東北帝国大学法文学部〔昭和9年〕卒

経歴
日本レイヨン勤務の傍ら「四季」同人となり、昭和30年「果樹園」を創刊。40年「詩人・その生涯運命書簡と作品から見た伊東静雄」を刊行詩集に「はぐれたる春の日の歌」、小説集に「浜木綿の歌」、評伝に「蓮田善明とその死」「棟方志功」「吉井勇」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小高根二郎」の解説

小高根二郎 おだかね-じろう

1911-1990 昭和時代の詩人,評伝作家。
明治44年3月10日生まれ。保田与重郎らの「コギト」同人となり,昭和16年詩集「はぐれたる春の日の歌」を刊行。31年「果樹園」を創刊,主宰し,伊東静雄をえがく「詩人,その生涯と運命」,ついで「蓮田善明とその死」「棟方志功」などの評伝を連載した。平成2年4月14日死去。79歳。東京出身。東北帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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