少婦(読み)ショウフ

デジタル大辞泉 「少婦」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ふ〔セウ‐〕【少婦】

年若い女。むすめ。また、若い嫁。
「熟豆を売るの―」〈西周明六雑誌四〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「少婦」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ふセウ‥【少婦・小婦】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 年の若い女子。少女。また、若い嫁。新妻(にいづま)
    1. [初出の実例]「少婦看珍重、詞人翫忽諸」(出典:菅家文草(900頃)三・新月二十韻)
    2. 「蘭加舎(ランカシャー)は工場熾盛にして、少婦集りて傭工を為すの所なれば」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉二)
    3. [その他の文献]〔史記‐滑稽伝・東方朔〕
  3. ( 小婦 ) 正妻を大婦というのに対して、側室や妾をいう。
    1. [初出の実例]「後に小婦に娶(とつぎ)て、夫甚だ愛念する間に、一人男子を生ぜり」(出典:今昔物語集(1120頃か)二)

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普及版 字通 「少婦」の読み・字形・画数・意味

【少婦】しよう(せう)ふ

若妻。唐・王昌齢〔閨怨〕詩 閨中の少、愁へを知らず 春日粧ひを凝(こ)らして、樓に上る

字通「少」の項目を見る

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