尾崎琴洞(読み)おざき きんどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾崎琴洞」の解説

尾崎琴洞 おざき-きんどう

1837-1905 幕末-明治時代の公共事業家。
天保(てんぽう)8年1月20日生まれ。越前(えちぜん)(福井県)大野藩町人元治(げんじ)元年水戸天狗党の事件で被害をうけた藩内中島村などの村民私財を投じて救済。維新後,開拓をすすめて明治村をひらくなど,地域の発展につくした。県会議員。明治38年12月21日死去。69歳。本姓布川。名は広。通称弥右衛門

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android