尾津喜之助(読み)おづ きのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾津喜之助」の解説

尾津喜之助 おづ-きのすけ

1898-1977 昭和時代後期の露天商
明治31年1月28日生まれ。戦後,関東尾津組組長となり東京新宿東口に青空マーケットを開設。7万人を擁する東京露天商同業組合の理事長に就任した。昭和22年恐喝容疑で検挙され組を解散。六○年安保闘争では全日本神農憂国同志会を結成し安保改定を支援した。昭和52年6月28日死去。79歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android