デジタル大辞泉
「屈める」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かが・める【屈】
- 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]かが・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 折り曲げる。かがむようにする。かがませる。こごめる。- [初出の実例]「仏の前に没して、力士の臂を屈申(カカメノフル)が頃の如く、石の上に勇出しぬ」(出典:聖語蔵本願経四分律平安初期点(810頃))
- 「此のおよびをかがめてまかでぬ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)
こご・める【屈・踞】
- 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]こご・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 体を折り曲げる。かがめる。- [初出の実例]「背をここめて、まはる所を、大さか手に入て、かいひねって、けすてて見よ」(出典:曾我物語(南北朝頃)一)
くぐ・める【屈】
- 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]くぐ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 からだをかがませる。- [初出の実例]「久方のあまつみ空は高けれどせをくくめてぞわれは世にすむ〈宗尊親王〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)一九)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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