デジタル大辞泉 「屈める」の意味・読み・例文・類語 かが・める【▽屈める】 [動マ下一][文]かが・む[マ下二]からだを前に折り曲げてやや低い姿勢をとる。かがむようにする。「腰を―・めてあいさつする」[類語]かがむ・こごむ・しゃがむ・こごめる・しゃがみ込む・へたり込む・うずくまる・膝を抱く・つくばう・膝を折る・膝を屈める こご・める【▽屈める】 [動マ下一][文]こご・む[マ下二]からだを折り曲げる。こごむようにする。かがめる。「身を―・めて洞穴に入る」[類語]かがむ・こごむ・しゃがむ・かがめる・しゃがみ込む・へたり込む・うずくまる・つくばう・膝を抱く・膝を折る・膝を屈める 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「屈める」の意味・読み・例文・類語 かが・める【屈】 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]かが・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 折り曲げる。かがむようにする。かがませる。こごめる。[初出の実例]「仏の前に没して、力士の臂を屈申(カカメノフル)が頃の如く、石の上に勇出しぬ」(出典:聖語蔵本願経四分律平安初期点(810頃))「此のおよびをかがめてまかでぬ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木) こご・める【屈・踞】 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]こご・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 体を折り曲げる。かがめる。[初出の実例]「背をここめて、まはる所を、大さか手に入て、かいひねって、けすてて見よ」(出典:曾我物語(南北朝頃)一) くぐ・める【屈】 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]くぐ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 からだをかがませる。[初出の実例]「久方のあまつみ空は高けれどせをくくめてぞわれは世にすむ〈宗尊親王〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)一九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例