山叟慧雲(読み)さんそう えうん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山叟慧雲」の解説

山叟慧雲 さんそう-えうん

1227-1301 鎌倉時代の僧。
安貞元年生まれ。臨済(りんざい)宗。正嘉(しょうか)2年宋(そう)(中国)にわたり,帰国後,京都東福寺の円爾(えんに)の法をつぐ。博多承天(じょうてん)寺などをへて,永仁(えいにん)3年東福寺住持となる。正安(しょうあん)3年7月9日死去。75歳。武蔵(むさし)飯沢(埼玉県)出身。俗姓は丹治。諡号(しごう)は仏智禅師。著作に「山叟和尚語録」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android