山叟慧雲(読み)さんそう えうん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山叟慧雲」の解説

山叟慧雲 さんそう-えうん

1227-1301 鎌倉時代の僧。
安貞元年生まれ。臨済(りんざい)宗。正嘉(しょうか)2年宋(そう)(中国)にわたり,帰国後,京都東福寺の円爾(えんに)の法をつぐ。博多承天(じょうてん)寺などをへて,永仁(えいにん)3年東福寺住持となる。正安(しょうあん)3年7月9日死去。75歳。武蔵(むさし)飯沢(埼玉県)出身。俗姓は丹治。諡号(しごう)は仏智禅師。著作に「山叟和尚語録」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む