山口茂吉(読み)ヤマグチ モキチ

20世紀日本人名事典 「山口茂吉」の解説

山口 茂吉
ヤマグチ モキチ

昭和期の歌人



生年
明治35(1902)年4月11日

没年
昭和33(1958)年4月29日

出生地
兵庫県多可郡

学歴〔年〕
中央大学〔大正13年〕卒

経歴
明治生命に入社。同年「アララギ入会島木赤彦に学び後斎藤茂吉に師事。昭和21年東京歌話会結成。23年「アザミ創刊主宰。27年以降「斎藤茂吉全集」の編集校訂に携わる。歌集赤土」など5冊。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山口茂吉」の解説

山口茂吉 やまぐち-もきち

1902-1958 昭和時代の歌人。
明治35年4月11日生まれ。アララギにはいり,斎藤茂吉の助手をつとめて「アララギの小茂吉」とよばれた。戦後「アザミ」を創刊・主宰し,「斎藤茂吉全集」の編集につくした。昭和33年4月29日死去。56歳。兵庫県出身。中央大卒。歌集に「杉原」「鉄線花」など。
格言など】金線草(みづひきぐさ)車前草(おほばこ)鴨跖草(つきくさ)蓼(たで)の花みな一ときに咲きて目だたず(「赤土」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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