山吹日記(読み)やまぶきにつき

日本歴史地名大系 「山吹日記」の解説

山吹日記
やまぶきにつき

一巻 奈佐勝皐著

成立 天明六年

写本 群馬大学・国会図書館ほか

解説 国学者の奈佐が天明六年四月一六日に江戸住居を出発し、武蔵上野下野を巡って五月二三日に江戸に帰着する間の旅日記。四月二五日に藤岡に入り、高崎に出て三国街道を下って金古に出、現吉岡村下野田の華蔵寺に至り、同寺を根拠に上野国内に及ぶ。単なる旅行記ではなく、土地の歴史・伝承・文化財等についてあらかじめ研究し、現地に行ってさらに深めるという学究的態度に貫かれている。疑わしい点は徹底的に討究し、私見を示す。考古学・書誌学・地方史・神社史・文通史などにわたる研究調査報告書といえる。

活字本群馬県史料集」第六巻


山吹日記
やまぶきにつき

一巻 奈佐勝皐著

成立 天明六年

写本 群馬大学・国会図書館ほか

解説 国学者の奈佐が天明六年四月一六日に江戸の住居を出発し、武蔵・上野・下野を巡って五月二三日に江戸に帰着する間の旅日記。四月一七日に所沢を通り、堀兼・川越・菅谷・大蔵金子小川鎌形八幡山を経て、二五日上野国藤岡に入る。単なる旅行記ではなく、土地の歴史・伝承・文化財などについてあらかじめ研究し、現地に行ってさらに深めるという学究的態度に貫かれている。疑わしい点は徹底的に討究し、私見を示す。考古学・書誌学・地方史・神社史・交通史などにわたる研究調査報告書といえる。

活字本 「群馬県史料集」六

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む