山吹草(読み)ヤマブキソウ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「山吹草」の意味・読み・例文・類語

やまぶき‐そう‥サウ【山吹草】

  1. 〘 名詞 〙 ケシ科の多年草。本州四国九州林下に生える。高さ三〇センチメートルぐらい。茎・葉に黄色い汁を含む。根生葉は長柄をもち羽状複葉、五~七個の小葉からなる。小葉は、菱状卵形で縁に不規則な鋸歯(きょし)がある。春、ヤマブキに似た鮮黄色の四弁花を開く。果実は長柄のある細い円柱形の蒴果で長さ三センチメートルぐらい。くさやまぶき。《 季語・春 》 〔花壇地錦抄(1695)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「山吹草」の解説

山吹草 (ヤマブキソウ)

学名Chelidonium japonicum
植物。ケシ科の多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android