山尽(読み)やまづくし

精選版 日本国語大辞典 「山尽」の意味・読み・例文・類語

やま‐づくし【山尽】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 山の名を集めつくすこと。山の名を列挙すること。また、そのもの。長唄「京鹿子娘道成寺」の「面白の四季の眺めや、三国一の富士の山、雪かと見れば花の吹雪か、吉野山」から「入相の鐘を筑波山、東叡山の月のかんばせ三笠山」までなど。〔歌謡・松の葉(1703)〕
  3. ② 模様などで、各種の山鉾の形を集め描くこと。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「薄椛染(うすかはぞめ)の小袖に山尽(やまツク)しの書紋」(出典:浮世草子・男色大鑑(1687)六)

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