山査子(読み)サンザシ

デジタル大辞泉 「山査子」の意味・読み・例文・類語

さんざ‐し【山査子/山×樝子】

バラ科の落葉小低木。よく枝分かれし、とげがある。葉は丸みのあるくさび形で縁に粗いぎざぎざがある。春、白い花をつけ、実は黄色または赤色に熟し、薬用中国原産で、庭木にする。 花=春》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「山査子」の解説

さんざし【山査子】

漢方薬に用いる生薬(しょうやく)一つ。バラ科サンザシ果実を乾燥したもの。消化促進健胃整腸血圧降下などの作用がある。胃腸虚弱慢性胃腸炎消化不良下痢に効く啓脾湯(けいひとう)などに含まれる。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「山査子」の解説

山査子 (サンザシ)

学名Crataegus cuneata
植物。バラ科の落葉低木,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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