山科流(読み)ヤマシナリュウ

デジタル大辞泉 「山科流」の意味・読み・例文・類語

やましな‐りゅう〔‐リウ〕【山科流】

衣紋えもん流派室町時代から山科家がつかさどった装束製作着用法。天皇皇太子の装束調進・衣紋原則としてこの流儀で行われている。→高倉流

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山科流」の意味・読み・例文・類語

やましな‐りゅう‥リウ【山科流】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 衣紋の流派の一つ高倉家とともに、公家装束の仕立方や着用の衣紋をつかさどった山科家の技法
  3. 棒術一流。〔随筆・嬉遊笑覧(1830)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android