山精(読み)サンセイ

デジタル大辞泉 「山精」の意味・読み・例文・類語

さん‐せい【山精】

山の神。山の精霊。また、やまびこ
「―木魅の出でて遊ぶを」〈紅葉金色夜叉

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精選版 日本国語大辞典 「山精」の意味・読み・例文・類語

さん‐せい【山精】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 山の精霊。山の神。やまびこ。
    1. [初出の実例]「羽客親講席、山精供茶杯」(出典文華秀麗集(818)中・答澄公奉献詩〈嵯峨天皇〉)
    2. 「深山幽谷、僻遠の地には山精、木客、魑魅、魍魎などいへる種々の邪物有りて」(出典:随筆・西遊記(新日本古典文学大系所収)(1795)三)
    3. [その他の文献]〔廋信‐小園賦〕
  3. 植物やまあざみ(山薊)」の異名。〔抱朴子‐僊薬〕

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普及版 字通 「山精」の読み・字形・画数・意味

【山精】さんせい

山の精。

字通「山」の項目を見る

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