山薊(読み)ヤマアザミ

デジタル大辞泉 「山薊」の意味・読み・例文・類語

やま‐あざみ【山×薊】

キク科多年草山地に生え、高さ1~2メートル。葉は羽状に深く裂けていて、縁にとげがある。秋、紫色頭状花を多数穂状につける。四国九州分布

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山薊」の意味・読み・例文・類語

やま‐あざみ【山薊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. キク科の多年草。四国、九州の山地に生える。高さ一~二メートル。葉はかたく羽状に分裂し縁にするどいとげが多い。秋、やや小形の淡紅紫色の頭状花を穂状につける。根は強壮・解毒・利尿薬に使われ、葉の煎汁腫物(はれもの)に効くという。《 季語・秋 》 〔十巻本和名抄(934頃)〕
  3. 植物おどりこそう(踊子草)」の異名。〔出雲風土記(733)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「山薊」の解説

山薊 (ヤマアザミ)

学名Cirsium spicatum
植物。キク科の多年草

山薊 (ヤマアザミ)

植物。シソ科の多年草,園芸植物,薬用植物オドリコソウ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android