魍魎(読み)モウリョウ

デジタル大辞泉 「魍魎」の意味・読み・例文・類語

もう‐りょう〔マウリヤウ〕【××魎】

山・川・木・石などに宿っている精霊。すだま。「魑魅ちみ魍魎
[類語]精霊魑魅山霊木霊

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精選版 日本国語大辞典 「魍魎」の意味・読み・例文・類語

もう‐りょうマウリャウ【魍魎・罔両】

  1. 〘 名詞 〙 山川木石などの精霊。水の神ともいう。→魑魅魍魎(ちみもうりょう)
    1. [初出の実例]「攘如霜臂、戦魍魎原」(出典:三教指帰(797頃)下)

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普及版 字通 「魍魎」の読み・字形・画数・意味

【魍魎】もうりよう(まうりやう)

すだま。〔論衡、訂鬼〕(せんぎよく)氏に三子り。生まれながらにして(に)げ去りて疫鬼と爲る。一は江水に居る、是れを鬼と爲す。一は水に居る、是れを魍魎鬼と爲す。一は人の宮室、區隅庫(おうこ)に居り、善く人の小兒をかす。

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